ご挨拶(2017年1月現在)

 

 

アルル、Les Alyscamp/古代ローマの遺跡(この聖堂は比較的新しい時代のもの)

謹賀新年

平成二十九年元旦(年賀状再録)

 

毎年のように天変地異が日本を襲います。

四月には熊本の大地震、

八月には北海道を直撃した台風。

いずれも想定外。

政治経済の世界も想定外のことばかり。

しかもそれが無関係とも思えない。

いたるところ限界を呈しているのでしょう。

今年もアルルに行ってきました。

翻訳家養成講座の講師として、

アルルに十月の初めから二週間滞在したのち、

パリでは三人の作家たちと会い、

東京にも一週間立ち寄って、

十月末に帯広に帰ってきました。

充実感よりも慌ただしさ、

不安感のほうが先立つ一年でした。

こんなご時世には悲観よりも楽観のほうが、

味方になってくれるのかもしれません。

皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

2017/01/01


謹賀新年

平成二十八年元旦(年賀状再録)

 

去年のハイライトは、『エディに別れを告げて』(東京創元社、2015年3月刊)の著者エドゥアール・ルイが11月に来日したことでしょうか。自分で翻訳した本のプロモーションのために版元に協力するのは当然のこととはいえ、フランス政府公認の語学学校アンスティチュ・フランセ(旧日仏学院)での対談の司会であるとか、出版社主催のトークショーの司会であるとか、慣れないことばかりやらされて、四苦八苦の一週間を過ごすはめになりました。

仕事からようやく解放された11月13日金曜日の夜、23歳の若き作家と明日は浅草あたりで蕎麦でも食べようかと約束して別れたのですが、翌朝娘の家で目覚めると、テレビではパリを襲ったあのテロ事件が報道されていたのでした。

もちろん、昼食の約束は取り消しです。十数名もの命が奪われたレストランの上のアパルトマンに、なんと著者の友人が住んでいて、惨状を目の当たりにしていたというのでした。

五十代の半ばに、それなりの覚悟をもって長く暮らした東京を去り、生まれ育った帯広に移り住んだつもりでしたが、こうして季節に一度は東京に出向き、あるいはフランスにまで足を運ぶようなことになろうとは思ってもみませんでした。いまだ足もと覚束なく、還暦を過ぎてなお不惑は遥か幻のごときです。

とまれ皆さんのご健康をお祈りして、年頭のご挨拶といたします。

 

2016/01/01


 

このブログのアドレスをhttp://keitakahashi-tr.comに変更しました(独自ドメインを取得したため)。またもみじデザイン社のお世話になりました(旧アドレスでも入れるようにしてくれました)。

2015/12/13


 

「もみじデザイン」社にお願いして、このウェブページの使い勝手を良くしてもらいました。おもにテキストの編集作業上のことなので、見た目にはさほど変化はないでしょう。ただし、「扉の写真」というトピックを追加し、それがまず目に入るようにしてみました。1000字を超える記事は、時間的な余裕がなくて、なかなか書けないので、そのかわり写真と短いコメントでカバーしようという魂胆です。

2015/09/04


 

WordPressのテンプレートをそのまま利用したこのページは、タブレットやスマートフォンで閲覧されることを意識してデザインされているようなので、よかったらそちらも覗いてみて下さい。

2015/02/06


 

「新・十勝日誌」と題して、あらためてブログを開設します。

2012年5月24日に閉じられてから、2年と7ヵ月ほどが経ったわけです。

ここには日々の雑感やら、翻訳のあとがきやら、フランス語で書いたテキストなど、あらゆるものをアップしていくつもりです。周囲の人に、あと20年は楽しんで、いい仕事をしていきたいと言ってきたけれども、それに加えて今は、たとえ明日死んでも後悔しないために、と付け足しておきましょう。残された時間に期待をかけると無用の焦りや卑しさを招く。どうも余生を楽しむというような気持ちにはなれそうにありません。

2015年1月25日