*122 もう秋か。

防火線跡公園(ISO/200, 55mm, f/4, 1/90, 13/08/19)

「もう、秋か!」のあとには「それにしても、なぜに永遠の太陽を惜しむのか……」という詩句が続く(アルチュール・ランボー、小林秀雄訳)。キリスト教文明からはるか彼方の日本においては、「小さな秋見つけた」のほうが身に染みる。防火線というのは、街路が碁盤の目になっている帯広市街に大通公園を中心にして、斜め十文字に走っていた防火用道路のこと。今では意味がなくなって、すべて公園になっている。