*149 春のきざし。

幕別(ISO/200, 55mm, f/8, 1/950, 08/03/20)

「春のきざし」と銘打ってみたものの、これじゃ真冬と題してもいいような。とにかく、春めいてきたかと思ったら、ここにきてドカン、ドカンと大雪が降って、雪かきに追われました。でも、すでに地熱が上がってきているので、どんどん溶けはじめている。というわけで、雪原のなかに——どういうわけか——丸くぽっかりと浮かんでいる木立も、ふつうなら枝葉に雪が残っているはずなのに赤茶けた地肌を剥き出しにしている。まあ、これも「春のきざし」だと思ってみてください。幕別といってもとても広いのですが、この場合、地名にはさほど意味がないのでご容赦を。