*37 ゴッホの跳ね橋

fullsizeoutput_8e2
アルル(ISO/100, f/5.6, 1/450, ☀️)

 

10月の2日から18日までアルルに滞在。市内の中心部から歩いて1時間くらいのところにゴッホが描いた跳ね橋がある。第2次大戦で破壊されたらしいが、その後こうやって再建されている(が、すぐそばに石橋が架かっているから、たぶん今は使われていないのだろう)。

ゴッホの脚力からすれば、4,5キロくらいの距離はへいちゃらだったのだろうが、実際にこうして歩いてみると、彼の描いた風景画には、まばゆい南仏の光を捕らえる視力ばかりでなく、風を感じる耳や肌、したたる汗、張り詰めた脚の筋肉さえもが加担しているのではないかと思えてくる。