11月25日に初雪らしきものが降り、12月6日の夜半から翌日にかけて20センチ以上の積雪になった。でも、その直前の日曜日(2日)は初冬にしては信じられないほどの小春日和で、澄みきった青空に真っ白い雲がところどころに浮かんでいた。午後3時頃、金色の西日を受けた風景。この写真をカメラマンの娘に見せると、印象派の絵みたいだねと言った。またある人に見せると、十勝ではなくヨーロッパの風景のようだという感想をもらった。長いことフランス文学の翻訳をやっていると、無意識までヨーロッパ化されてしまうのかと、しばし考え込んだ。