*122 もう秋か。

防火線跡公園(ISO/200, 55mm, f/4, 1/90, 13/08/19)

「もう、秋か!」のあとには「それにしても、なぜに永遠の太陽を惜しむのか……」という詩句が続く(アルチュール・ランボー、小林秀雄訳)。キリスト教文明からはるか彼方の日本においては、「小さな秋見つけた」のほうが身に染みる。防火線というのは、街路が碁盤の目になっている帯広市街に大通公園を中心にして、斜め十文字に走っていた防火用道路のこと。今では意味がなくなって、すべて公園になっている。

*121 朝顔

根室本線高架下(ISO/200, 55mm, f/4, 1/125, 01/08/19)

今日は一歩も表に出ることなく、ブログの本文を書きつづけていた(正確に言うと、昨日の朝から、ずっと)。なので、今月の初めに朝の自転車散歩のときに写したものを。朝顔の花弁の内部に光源があるかのような、このまばゆい白はどうしたことか。

*120 水紋

千代田堰堤(ISO/400, 18mm, f/9, 1/1500, 04/08/19)

久しぶりに十勝川の千代田堰堤まで車を走らせた。気温は30℃近くあったが、風が川面の涼しさを橋まで吹き上げていた。風の描く波紋は複雑に屈折し、精緻に彫り上げられた銅版のように見えた。

*119 梅雨明け

空港近辺(ISO/400, 18mm, f/8, 1/850, 28/07/19)

これが梅雨明けと言えるのかどうか……。かつては北海道に梅雨はないと言われていたのに、ここ一ヵ月、ずっとぐずついた空模様が続いていた。ようやく、今日は久々の30℃超え。ごらんのとおり、湿度はまだ高く、日高の山並みは烟っている。

*118 雨の十勝平野

嵐山展望台(ISO/400, 31.5mm, f/5.6, 1/550, 14/07/19)

このところずっと雨が降っている。雨の日のドライブも写真撮影も、天気のせいで文字どおり気が晴れない。雨の十勝平野を見下ろすのもいいかと思って、帯広市内から西へ三十分ほどのところにある芽室の嵐山まで車を走らせてみた。蜘蛛の巣もずぶ濡れで、これじゃ虫も引っかからないだろうにと思いつつ。

*117 空の散歩。

大津(ISO/400, 18mm, f/16, 1/1600, トリミングあり、07/07/19)

今朝10時頃に家を発って、11時頃、大津の海岸に到着した。ところが、曇り空のせいか、鮭釣り禁止のお札のせいか、あの広大な浜辺に見渡すかぎり、人っ子ひとりいないではないか。呆然と立ち尽くしていたら、空からエンジン音が響いてきた。見上げると、プロペラ付のパラグライダーが飛んでいる。これでやっと、二人になった。地上の変わり者と上空の変わり者。

*116 わが家の薔薇。

自宅花壇(ISO/200, 55mm, 0.33ev, f/4, 1/140, 29/06/19)

昨日の午後に撮影。この二、三日、ぐずついた天気がつづいている。太陽の光をさんさんと浴びているときよりも、曇り空の下のほうが、色合いがしっとりと落ち着く。手折られる前の、薔薇の花束。

*115 ヤマブキショウマ

帯広市野草園(ISO/800, 18mm, f/4, 1/125, 23/06/19)

今日は遠出する気になれず、近場の緑が丘公園のなかにある野草園をぷらぷら。この野草の名は、ヤマブキショウマ(山吹升麻)というんだそうな。園内の小屋で、作業中の管理人さんに、撮ったばかりの写真を見せて尋ねたら、即答だった。マジで尊敬します。

*114 雨の美術館村

中札内(ISO/800, 18mm, f/2.8, 1/125, 16/06/19)

帯広市に隣接する広大な中札内村の一隅に、帯広市民の誇る菓子店「六花亭」が柏林のなかに開いた美術館村がある。今日は朝から雨だったけれど、雨空の下のドライブもよかろうと、午後から車を走らせること三十分、美術館村のなかにある「ポロシリ」というレストランで、チョコレートをかじりながらコーヒーをいただいた。ちょっとしたいたずら心で、室内から柏林を撮ってみた。柏の木に丸い照明がぶら下がっているように見えたら、お慰み。

*113 しゃくなげ。

自宅前花壇(ISO/400, 55mm, f/4, 1/250, 09/06/19)

毎年、この季節になると家の花壇にしゃくなげが数輪咲く。花は散り、翌年また咲く。それは同じ花の生まれ変わりなのだろうか。それともまったく新しい花として咲くのだろうか。花にとってはどうでもいいことなのだろうが。どうせ同じ土地、同じ根から咲くのだから。