立て続けのアップです。どんどん秋の色が変わっていくので、一週間も待っていられない。紅葉、黄葉のさかりが過ぎると、十勝には褐色の秋が訪れる。茶に染まる柏の大きな葉、西陽を受けてオレンジ色に輝くカラマツの林、掘り起こされた焦茶色の畑。赤く燃える紅葉にも負けないゴージャスな褐色。冬支度の夕暮れ。
今日の一枚のカテゴリー: ギャラリー
*318 紅葉のしめくくり。
紅葉の季節もそろそろ終わり。色落ちしてしまったのも、葉そのものが落ちてしまったのも、こうやって最後の色を燃やしているのも様々。愛猫を失った心に染みる赤です。
*317 すすき。
夕暮れ前の光に照らされて、異様に白く輝くすすきの群れ。思わず息をのみ、土手の路肩に車をとめ、シャッターを切ったものの、逆光のなかの白いすすきの穂を写すのは難しい。技術不足を痛感したしだい。どんなに色と光を補正しても、この目で見たあのインパクトは再現できない。無念。
*316 春楡
秋に春楡というのもどうかと思いましたが、赤い色が続くのをためらって。平成三年に帯広市の保存樹木第一号に指定されたんだそうな(木の前の立て札にそう記されていました。推定樹齢200年とも)。何度もこの前を通りましたが、なぜか写真に収めるのは初めて。
*315 秋の赤、秋の青さ。
秋の色がますます深まっていきます。とくに赤と青とが。ちなみに今日は私の誕生日。年齢はカウントしたくない。二週間ほど写真をアップしなかったのは、齢19歳の猫(シマ)の介護をしていたため。先週の土曜日に永眠しました。ギャラリーの*233 にありし日の勇姿(?)があります。
*314 イチイの実。
数日前の朝に撮ったイチイ。次女に教えられて、Picture This というアプリをスマホに入れた。花や鳥の写真を撮ると、名前を検索してくれるという便利な代物。イチイという名前は聞いたことはあっても、実物と一致しなかった。調べてみると、別名がたくさんあって、アララギもそうだし、東北、北海道ではオンコと呼ばれていることも知った。そういえば子供のころ、この木を見つけると、実を取って食べたじゃなないか。なんで忘れていたんだろう?(ちなみにイチイは一位、なんでも仁徳天皇がこの木に正一位を授けたことに由来するんだそうな)
*313 秋の色。
桜の葉っぱ、枯れ落ちる寸前。やがて冬が来て、雪が降り、半年先の春までは冬眠? 急速に秋の色が濃くなっている。
*312 千年の森。
先週末、東京に住む娘たち二人が数年ぶりにやってきた。いろいろな心配事が重なって精神状態が不安定になっている父を励まそうという優しい気遣い。ありがたいことです。土曜日の午前中は、あいにくの天気でしたが、十勝千年の森へ。お昼ご飯は帯広市内のジンギスカン店。癒される一日でした。
*311 秋。
このゴージャスな赤は、この秋の、この瞬間にしかない。今日は海に行ってみたけれど、やはり、昨日の朝撮ったこの赤に勝るものはなくて。
*310 今年最後のはまなす。
咲き残りとでもいいのか。川沿いの土手の、はまなすの茂みの奥に咲く真っ白なはまなす。思わず自転車を止め、シャッターを切りました。今朝の話。