*270 年明けの夕陽。

札内(ISO/200, 82mm, f/5.6, 1/420, 02/01/22)

明けましておめでとうございます。昨年最後の写真をUPしてから、2週間ほど経ってしまいました。ずっとゲラ読みやら原稿書きやらで忙殺されておりました。初日の出を見に行く余裕もなく、元旦二日の午後になってから初詣をすませ、ついでに三十分ほど車を走らせると、こんな夕陽に出会ってシャッターを切った次第。今年もよろしくお願い申し上げます。

*269 冬の朝、漁港。

大津(ISO/200, 27mm, f/5.6, 1/640, 19/12/21)

今朝は−10℃以下に下がりました。家並みの向こうが海です。Fujifilm独自のフィルムシミュレーションを〈クラシック・クローム〉に設定すると、いかにも寒々しく撮れました。

*268 霜に覆われた朝。

火防線散歩道(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/850,10/12/21)

昨日の朝です。初雪の光景ではありません。−6℃ほどに冷え込み、あたり一面霜に覆われたのです。この冬一番の寒さです(といっても、格段寒くは感じない)。こんなふうに町全体が——家も樹木も芝も——白く煙るのも珍しい。

*267 日没、フロントグラス越し。

札内(ISO/200, 35mm, f/4.0, 1/500, 05/12/21)

さっき撮ってきた写真。時刻は15:45。まさに釣瓶落としの日没、車を路肩に停めて、車窓越しにパチリ。両サイド、上下、少しずつトリミングした。それから一時間が経ちましたが、あたりは真っ暗。

*266 昆布刈石、絶景。

昆布刈石海岸(ISO/200, 55mm, f/10, 1/1700, 28/11/21)

十勝と釧路の境目あたりに位置する、この断崖絶壁にやってくるたびに出てくる言葉は、絶景の一語。遠くまで車を走らせるとき、山のほうに向かうことはほとんどなくなった。高さよりも広さ、文字どおり海の向こうに視線を走らせたいから。

*265 初冬。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/128, 12/11/21)

最近は朝も寒くなって、早朝の自転車散歩も億劫になりました。この写真は10日ほど前の朝に撮ったものです。昨日の午後も風景を探しに車を転がしましたが、結局一度もシャッターを押さずに帰ってきました。秋の最後というべきか、冬の初めというべきか、その朝の陽射しも一度きりのものだという気持ちを込めて。

*264 海のひかり。

勇洞沼(ISO/200, 35.8mm, f/5.6, 1/400,14/11/21)

この光は朝のものでも、午後のものでもありません。昼の光です(写真のタイムスタンプを見ると11:20)。今日は久しぶりに仕事から解放されました。朝食を食べ終わると、そうだ、海に行こうと急に思い立って車を南に走らせました。久しぶりの勇洞沼には人の気配がなく、こんな光に見惚れて帰ってきました。

*263 冬のはじまり。

札内川河川敷(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/450, 01/11/21)

札内川の用水路(?)に鴨がやってくると、冬の訪れを感じます。さすがに11月ですから、いつ雪が降っても不思議ではないのですが、今年の初雪はいつになるのか……。

*262 晩秋。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5, 1/150, 01/11/21)

今朝、撮ったばかりの紅葉です。ずっと籠って本読みと原稿書きをしていたので、久しぶりの朝の散歩でした。秋もそろそろ終わりですね。あと何枚、紅葉(黄葉)の写真が撮れるか。

*261 こがね色の午後。

幕別のどこか(ISO/200, 55mm, f/5.6, 1/800, 24/10/21)

今日は美しい秋晴れの一日でした。午後から車を転がすと、どこの木立も午後の日差しを受けて、赤や黄に輝いておりました。でも、今日の午後の陽光は透き通っているというよりはかすかに烟っているような、なにかしら細かい光の粒子を散りばめたようでした。それがこの写真です。もう少し技術があれば、もっといい写真になったのにと思います。