辛夷もまた空に向かって、大きく開花しようとしている。
辛夷もまた空に向かって、大きく開花しようとしている。
昨日の暑気(25℃)で一気に開花。昨日と同じ木です。
まるで母親に寄り添うようにして——たぶん温かいのでは——、開花させてしまったのがいます。でも、画面左側の蕾のように、ほとんどが今にもはじけそうに生命の力をみなぎらせています。今日の午後は二十度を超えていますから、明日、明後日にはいっせいに開花ということになるかもしれません。
今年もまた桜の開花を追う季節になりました。本州の一カ月遅れですが。まずは綻びようとする一歩手前の蕾から。
この水のやわらかさは春以外のなにものでもない。今年に入ってから新しく買った23mmのレンズ(フルサイズ35mm)で写すと、何の加減か、光がやわらかく透過されるような気がします。
雪が溶け、最初に春を呼び込んできたのは、わが家の花壇に咲くクロッカスでした。23mm(フルサイズ換算35mm)、35mm(53mm)、80mm(120mm)の三種のレンズで撮ってみましたが、やはり神レンズの誉れ高い35mmがよろしいようで。
先週の日曜日はどこにも出かけることができずに自宅に蟄居しておりました(原書の下読みです)。3月も末になって、本格的に雪溶けが始まったので、久しぶりに自転車を物置から出して、近くの札内川まで散歩。さすがに川の付近にはまだ雪がたっぷり残っていますが、霞んだような空は春の兆しか。とはいえ桜が咲くまでにはまだ一ヶ月は待たなければなりませんが。
午後から一時間ほどドライブ。幕別町のはずれに明野ヶ丘という丘があって、小さなスキー場があります。ちゃんとリフトもあって、何人かのスキーヤーが冬と雪を惜しむようにしてスキーを楽しんでいました。この写真はリフトの横に聳えている(?)、メルヘン風の展望台から撮影したもの。まだまだ雪は残っているものの、春近しと感じさせる昼下がりでありました。
昨夜、10センチほど雪が降りましたが、地面も空気も温んできているので、今日の午後には雪はあらかた溶けて、びちゃびちゃ。車検に出したばかりできれいに清掃された車を走らせるのは少し気が引けたが、日曜日だというのに一日中家にこもっているのは健康的でない。というわけで午後から二時間ほどドライブ。ところで、今の季節、両岸に二人ずつ立っている釣り人は何を狙っているのか。
じつはこれも先週撮った写真。二月も終わりになって、どんどん雪溶けが進み、どこもかしこも薄汚れた感じに見えて、シャッターを押す気になれない。こんな真っ白な景色は、もう見納めでしょう。