*276 雪降って、溶けて。

 

幕別のどこか(ISO/200, 83mm, f/7.1, 1/1700, 20/02/22)

夜明け前から雪が降り始めて、10センチほど積もったところで一度雪かきをして、午後から晴れてきたので、行く当てもなく車を転がしていると、こんな風景が目に止まってパチリ。春近し、というのはいささか気が早いか。

*275 廃船(冬)

昆布刈石海岸(ISO/200, 27mm, f/7.1, 1/1500, 06/02/22)

これも先週の日曜日に撮影したもの。今日の午後も海の方面にでかけましたが、これといった写真が撮れなかったので。この廃船は昨年の春にも撮って、アップしてます。春と冬では、海も船もまるで趣が違います。

*274 冬木立。

昆布刈石海岸(ISO/200, 51mm, f/6.5, 1/1700, 06/02/22)

太平洋を臨む断崖絶壁の上に立つ木立。こうなると怒髪天を衝くとでも形容したくなるような威容。いつも横目で見て通り過ぎていたのが、今日はなぜか見過ごすことができずに車を止めました。

*273 ポロシリ。

八千代(ISO/200, 54mm, f/5.6, 1/550, 30/01/22)

日高山脈の麓にある八千代牧場、そこに入る直前の農道から撮影。ポロシリ(幌尻)といっても、日高山脈最高峰の幌尻岳ではなく、十勝幌尻。今日は山に雪雲がかかったうえに陽が照っているというところを狙った一点。久しぶりに車を転がしました。たまには大きな風景を見ないと窒息するので。

*272 大寒のつつじ。

自宅花壇(ISO/200, 120mm, f/22, 1/40, 23/01/22)

大雪に閉ざされ、ドライブもままならず2週間ほど経ってしまいました。雪はすでに半分くらい溶けましたが、溶けた分だけ道に流れ出しているので、車を転がす気にもなれません。そこでまた望遠マクロを取り出して、家の前で写真の練習。寒さを堪えて気張っている躑躅の感じが出ていればお慰み。

*271 氷結。

自宅前空地(ISO/200, 120mm, f/5.6, 1/420, 03/01/22)

とっくに正月気分も過ぎましたが、これは三日の朝に撮ったもの。空地の野草が立ち枯れて、そのまま凍りついてしまった。久しぶりに望遠マクロを取り出してみた。写真のキャプション中の二番目の数値(レンズ焦点距離)が120mmになっていますが、本来80mm(APS-Cレンズなので)と表示されるはずなのが、MacのOSが去年の秋にバージョンアップされてから、自動的にフルサイズに換算されるようになったらしい。断りもなく、こちらで設定し直すこともできず……。

*270 年明けの夕陽。

札内(ISO/200, 82mm, f/5.6, 1/420, 02/01/22)

明けましておめでとうございます。昨年最後の写真をUPしてから、2週間ほど経ってしまいました。ずっとゲラ読みやら原稿書きやらで忙殺されておりました。初日の出を見に行く余裕もなく、元旦二日の午後になってから初詣をすませ、ついでに三十分ほど車を走らせると、こんな夕陽に出会ってシャッターを切った次第。今年もよろしくお願い申し上げます。

*269 冬の朝、漁港。

大津(ISO/200, 27mm, f/5.6, 1/640, 19/12/21)

今朝は−10℃以下に下がりました。家並みの向こうが海です。Fujifilm独自のフィルムシミュレーションを〈クラシック・クローム〉に設定すると、いかにも寒々しく撮れました。

*268 霜に覆われた朝。

火防線散歩道(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/850,10/12/21)

昨日の朝です。初雪の光景ではありません。−6℃ほどに冷え込み、あたり一面霜に覆われたのです。この冬一番の寒さです(といっても、格段寒くは感じない)。こんなふうに町全体が——家も樹木も芝も——白く煙るのも珍しい。

*267 日没、フロントグラス越し。

札内(ISO/200, 35mm, f/4.0, 1/500, 05/12/21)

さっき撮ってきた写真。時刻は15:45。まさに釣瓶落としの日没、車を路肩に停めて、車窓越しにパチリ。両サイド、上下、少しずつトリミングした。それから一時間が経ちましたが、あたりは真っ暗。