*229 葉桜へ。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/220, 29/04/21)

昨日の写真と同工異曲のようなものですが、満開宣言が出たばかりだというのに、今日はすでに、主役は若葉に向かいつつあります。季節の移ろいは早いです。

*228 花びらの透けぐあい。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/850, 27/04/21)

今日も桜です。今朝はすがすがしい青空が広がり、満開に近い桜が気持ちよさそうに枝を広げておりました。背後からの朝日を透かした花びらをご堪能あれ。

(あとで気分が変わって、別のもう一枚にチェンジしました)

*227 山桜かな。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/550, 26/04/21)

毎日、花の写真で恐縮です——今の季節だけですから、ご勘弁を。今朝、ラジオの天気予報を聞いていたら、内地の開花予想と宣言はソメイヨシノに基づいて行われるが、北海道は山桜に基づいているんだそうです。東京に長く住んでいたので、あちらのソメイヨシノは桜色というよりほとんど白に近く、むしろその白さに驚いていました。開花の季節になって、用水路などに贅沢に枝の差し掛かる満開の桜を見るにつけ、いつも貧血した桜だなぁと思ったものです。その点、山桜は健全です。文字どおりの桜色と青空のコントラストに見惚れた朝でした。

*226 裏庭のつつじ。

自宅裏庭(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/125, 25/04/21)

今日、午前中は薄曇りで、花を撮影するにはちょうどいいかなと思い、裏庭に出て、今が盛りのツツジとイボタノキの花の写真を数枚撮りました。昼食後ひとやすみして、さて車を転がしてと思っていると雨が降り出し、やがて雨は雪まじりの霰となり、今も雨は降り続いている。久しぶりにモーツァルトの弦楽四重奏曲をレコードで聴いたりしていると、なんだか、あやしうほどものぐるほしけれ、といった気分になります。

*225 やっぱり桜。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/4.5, 1/160, 24/04/21)

みごとな咲きっぷりなので、やっぱり桜にしました。満開よりも、このくらい慎ましいのがいい。

 

*224 咲かけのこぶし。

街路樹(ISO/200, 55mm, f/5.6, 1/1000, 23/04/21)

以前も書いたように、北海道——とくに道東の帯広あたり——の春は一挙に押し寄せてくる。辛夷、桜、躑躅がいっぺんに花を咲かせる。辛夷は咲き出すとあっという間に花びらが広がって、縁が茶色く朽ちてくるので、その一瞬手前をパチリ。明日は家の前の躑躅をじっくり腰を据えて撮影してみよう。それからまた桜。その頃には満開になっているでしょう。

*223 咲きがけ。

光南緑地公園(ISO/200, 55mm, f/5.6, 1/400, 22/04/21)

昨日まで蕾ばかりだった桜の木に、ついにひとつ、ふたつ花びらが開きはじめました。今日は気温が上がるらしいですから、帯広中の日当たりの良いあちこちの桜の木にたくさんの花が開くでしょう。毎朝、もう少し追いかけてみます。ちなみに、タイトルは「咲きかけ」ではなく、「咲きがけ」です。もちろん、当て字ですが、ほかの蕾にさきがけて咲いたという言葉遊びです。

*222 あと一歩。

光南緑地公園(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/280, 21/04/21)

刻一刻と開花が迫っている感じ。昨日今日、日当たりのいい場所、あまりよくない場所で蕾の様相はまったく違う。これは蕾と花のあいだくらいか。接近して写すときにはレンズ選びが決め手になる。今日は35mmの単焦点を持っていったけれど、できれば望遠でアップしたかった。それに風が強くてピントを合わせるのがたいへん。明朝はどんなふうにメタモルフォーゼをしているか、楽しみ。

*221 蕾、はじける寸前の。

根室本線高架線下(ISO/200, 55mm, f/5.6, 1/125, 20/04/21)

コロナ禍のさなか、今年は全国的に桜の開花が早いようで、ここ帯広の開花もまさに目前です。今年は日々の変化を丹念に追ってみようかと思っています。

 

*220 対岸。

札内川(ISO/200, 35mm, f/5.6, 1/900, 16/04/21)

これは今朝、散歩の途中で足を止めて撮った写真(トリミングと補正あり)。何の変哲もない平凡な朝の光景ですが、じっと見つめているうちに、なんだかあやしい気持ちになってきた。あやしいとは、つまり美しいという意味です。さっきから、どうしてこれを美しいと感じるのだろう、そう感じるのは自分だけではないのか、と自問自答しているところです。そして、遠い昔に処分した油絵具と道具一式を買いに行きたいという衝動に駆られるのです。