薔薇はもうお終いにしようと思っていたのですが、このところずっと雨が続いていて——これはもう北海道にはなかったはずの梅雨ですね——、昨日の朝、散歩に行くこともできず、それならば雨に打たれた薔薇にもう一度挑戦してみようと思って、80mmのレンズを装着し、満を持して(?)撮影したのがこの一枚。このマクロレンズはとても被写界深度が浅いので、光の状態を考えたうえで絞りをどのあたりにするかが肝だということに最近気づきました。この写真はキャプションにあるようにf/8。このくらいのほうがかえって立体感が出ると思うのですが、さてどうでしょうか。
今日の一枚のカテゴリー: ギャラリー
*245 わが家の薔薇——その3
また薔薇に戻ってきました。たぶんこれで最後。このところずっとバラが気になって——というのも玄関脇に咲いているから、いつも目に入るので——夜に懐中電灯を持ち出して80mmのレンズで撮影してみたり、雨に濡れているのを撮ってみたり、いろいろ試してみたのですが、枝ぶりのいいのを切ってきて、芍薬を活けたのと同じ黒い花瓶に挿したのを、35mmレンズの絞りをf/4にして、あとはオートで撮ってみたら、なんとISOも400、シャッタースピードも1/40、4並びになりました(たいした意味はないですが)。もともときれいなものは、あまりいじらないほうがいい。それが今年の薔薇の教訓。
*244 天道虫。
バラ科バラ属の花ばかり続くと、食傷気味になるかもしれないと思って、今朝の散歩で見かけた愛らしいテントウムシの姿で癒されてください。
*243 わが家の薔薇——その2
わが家の薔薇もだんだん賑やかになってきました。でもまだ三分の二は蕾です。あと二、三回は薔薇を続けてみようと思います。
*242 わが家の薔薇。
玄関脇の花壇に植えてあるバラがたくさんの蕾をふくらませ、そのうちのいくつかがほころびはじめました。そういえば先週アップしたハマナスも、バラ科のバラ属だったんですね。
しばらくはバラの写真が続きそうです。
*241 はまなす。
こちらは野生。人間にはとても比較する気になれません。先週、真夏のように暑かったせいか、土手のハマナスが今を盛りと咲き誇っている。
*240 芍薬。
自宅の花壇に何輪も芍薬の花が咲いて、重そうに頭を垂らしているので、黒い花瓶に生けてみた。
ひとが花のように美しいのか、花がひとのように美しいのか。
*239 うつろう。
夏に向かって、どんどん緑が濃くなっていく時期です。濃い緑はかえって目が疲れます。息苦しくなるというか。早朝、公園の中を自転車で走り抜けていくときに、早くも色づいている葉を見つけて、ほっとしたような気分になりました。淡い空色をバックにほのかな緑と黄色のコントラストで、目を休めていただければ幸いです。
*238 松毬(まつかさ)
生命力の凝縮という感じがします。花は一瞬の光輝と薫りをはなって消え去る。けれどこの球果には、これまでの時間とこれからの時間が集積している。このエネルギー量に圧倒される。
*237 小径。
わが家に遅めの畑おこしの季節がやってきて、毎朝裏庭の雑草の処理やら、畑の種まきの準備に追われております。なので、早朝の散歩もできず、日曜日の撮影ドライブもできませぬ。昨日(日曜日)は近場の緑ヶ丘公園に行って(歩いて三十分弱、自転車でも十分程度)、野草園を訪れてみましたが、あいにく花の咲く季節は終わり、鬱蒼たる緑に覆われておりました。動物園は緊急事態宣言延長のせいで休園。しかたなくとぼとぼと歩いて駐車場まで、児童会館に通じる小径をぶらぶら歩きながら、新しく買った望遠マクロの試し撮りに興じました。中学生(帯広第4中学校)のときにこの公園のこの路で写生したことがあった。もちろんこんな舗装もベンチも街灯もなく、木立もこんなに大きくなかった(ように思いますが)。それにしても80mmマクロレンズの圧縮力はすごい。時間まで圧縮してしまう……。