今日は糠平湖、三国峠、然別湖と、いつもより長い距離を走りましたが、写真はボウズ。これは昨日の朝撮影したもの。小雨が降っていて、散りかけのハマナスもびしょ濡れでした。花の写真としては美しくないですが、このびしょ濡れ感は得がたいと思ってアップすることにしました。
今日の一枚のカテゴリー: ギャラリー
*165 さくらんぼ。
今日も昼は真夏日だというので、自宅待機(コロナ自粛ではありません)。朝のいつもの散歩コースで撮影。これ、葉っぱの形状といい、樹皮といい、どう見ても桜の木になった桜桃だと思うのですが、あまりに小さいし、色が黄色、ピンク、赤、燕脂、黒と、文字どおり色とりどりなので、自信ありません。一粒食べてみようかと思いましたが、毒桜桃(?)だったらやばいので、写真を撮るだけにしておきました。35mm単焦点のレンズを買ったら、風景を撮る意欲が失せて、近いものばかり写している。これもまた困ったことです。
*164 勇洞のかもめ。
今日は勇洞へ。じつは一ヶ月ほど前に立ち寄ったときには、先日のナイタイ高原と同じように、入り口のゲートがしまっていた。今日はごらんのとおり快晴。瑞々しい新緑は徐々に精力的に色を濃くしている。かもめが一羽、路肩の位置を示すポールに止まっていた。接近して何枚かシャッターを切っても、高みの見物とばかりに微動だにしない。かもめをアップにしても仕方がないので、岸辺にはびこる蕗と空の雲をセットにして。
*163 路傍の花。
昨日の日曜日は、午前中にダイニングキッチン前のウッドデッキに防腐ペンキを塗り、午後からは久しぶりに(二、三年ぶり?)上士幌方面へ車を走らせ、ナイタイ高原牧場まで行ったのですが、入口のゲートが閉まっていて、感染防止のため立入禁止とのこと。非常事態宣言も解除されたし、そもそもこの高原は三密状態にはなり得ないだろうにと、口を尖らせて——たぶん——帰ってきました。あとはただ疲れ果てて、ブログアップもままならず。アップした写真は、先週水曜日の朝に撮影したものです。花の名前はわかりません。最近購入した富士フィルムの短焦点レンズ(35mm/f/1.4)が「神レンズ」と呼ばれる所以かと、撮影者本人が驚きました(トリミングして、スクエアにしてみた)。
*162 ヤチダモの枝ぶり。
今日の午後は昆布刈石海岸(釧路方面)まで足を伸ばしてみたのですが、あちらは曇天どころか濃霧が発生していて、どうにも思ったような写真が撮れません。そこで先週金曜日の午後に撮影した大通公園にそびえるヤチダモを選びました(青空の真ん中に枝を伸ばしているのがそうです)。帯広市の保護樹に指定されていて、植樹は昭和24年とプレートに記されています。私より四つも年上です。大通沿いの20丁目と21丁目の通りに挟まれた、面積ちょうど一町分のこの公園には、昔はバックネットがあって——今は避難シェルターらしき小山が盛り上がっていますが——、子供たちはここでよく草野球をしたものでした。今はこぎれいなトイレや水の流れる水盤のようなものが整備されていますが、かつてはただの四角い野っ原でした。べつに懐かしくもありませんが、記憶の光景はありありと残っています。
*161 これぞ、新緑。
さまざまな花がいっせいに開くのと同時に、雑木林や牧草地の緑もあでやかなグラデーションを描いて生命の芽吹きを誇示します。今日はあいにくの曇り空、といっても、薄曇りで、写真にとっては光がちょうどいい具合に平原全体に行き渡ります。ビデオ疲れの目にどうぞ。
*160 遅咲きの梅。
今日はあいにくの雨で、車を転がして写真を撮りに行く気にもなれないので、昨日の朝の散歩で撮った写真です。どう見ても梅の花だと思うのですが、桜と同時期に咲く梅なんてあるのかと半信半疑です。冬以外は、ほとんど毎日自転車で走る道ですから、気づかないわけがないのですが、五月に入ってから、こんなに狂ったように咲いているのは、ひょっとして異常気象かと思ってみたり。とにかく北海道の春は遅いので、いっぺんにいろんな花が咲きます。桜、辛夷、化粧柳に躑躅、あと名前は思い出せないけれど、あの白い花……。ゴージャスというよりは、内地のようにもう少しばらけて咲いてくれないか、これでは春の無駄遣いのようにも思えてくる。
(満開になったのを見ると、どうもこれは梅ではなく、桜の一種であるようですが、品種はわかりません。あしからず……)
*159 ようやく桜が咲いた。
桜の開花もようやく北海道に上陸しました。といっても、ここ帯広ではまだ蕾の木がほとんどで、この高架線下の桜並木——ぽつらぽつらと並んでいるだけですが——もこの木だけ開花しています。こういう絵をお届けするために、新しいレンズを買いました。今日が最初のお披露目です。(Fujinon 35mm, f/1.4)
*158 化粧柳の若芽。
今朝はいつものように五時近くにシマ(飼い猫)に起こされて、食餌をやり、ふつうならまた布団に入り、一時間ほどうつらうつらしているのだが、今日はなぜか目が冴えてきて、そのまま活動開始。自転車を車に積んで十勝川の河川敷に向かい、自転車で中洲の奥まで入った。人の背丈ほどの若いケショウヤナギに芽吹いたばかりの緑がいやでも目につく。ズームで写したものをさらにトリミングして拡大したもの。それでも小さな水滴がぼけてない。カメラ優秀! 冬は地表が雪に覆われて、つい遠い景色ばかりに視線が向いてしまうけれど、春は地表に写したくなるものばかりが目を覚ます。それでつい、週に一度アップするはずの表紙の写真が二度、三度に。
*157 柏林。
いつもなら、ゴールデンウィーク開始の日曜日ともなれば、大勢の人がドライブに出かけたり、飛行機や列車で旅立っていく日となりますが、外出自粛の声が高まるなかでの雨、空港に出入りする車の数も少なく、ここ中札内の美術館村も閉鎖されていました。枯葉のまま雪を被り、冬をやり過ごして春を迎えたらしい柏の林が、今日は雨に打たれてしなだれておりました。