自宅花壇(ISO/400, 55mm, f/5.6, 1/200)
この薔薇、もともとは近くにお住まいの吉川さんから分けていただいたもの。それが今、ゴージャスに咲き誇る。芍薬が終わると、薔薇が蕾を膨らませ、今、満開。
自宅花壇(ISO/400, 42.5mm, f/4, 1/85)
昔は北海道に梅雨はないと言われていたけれど、このところ雨が続きます。忙しすぎて、ブログの記事をアップできないので、せめて写真だけでも。
(ISO/200, 42.5mm, f/4, 1/120)
毎年春になると、裏庭の、隣家との境をなすブロック塀に沿うようにして、びっしりと水仙が花を咲かせる。北海道の春は遅いだけでなく、桜も躑躅も辛夷も水仙も、待ってましたといわんばかりに、ほとんど一斉に咲いてしまう。そういう風土に生まれ育ったわけだけれども、四十年も東京で暮らしたので、少しずつ時間差で楽しませてくれる「内地」の春の風情が懐かしくなることもある。
大通公園(ISO/200, 18mm, f/2.8, 1/640)
4月の26日に撮影。今日(29日)は三分咲きくらいか。
札内川(X-T20, ISO/200, 55mm, f/8, 1/1700)
朝、七時頃。雪は残っているけれど、この空の霞みよう。
大津の海岸(X-T20, ISO/200, 55mm, 0.33ev, f/5.6, 1/400)
海面に浮いていた氷? それともオホーツクから流れてきた流氷?
みんなめずらしそうに写真を撮っていたので、つられて。
更別のどこか(X-T20, 18mm, ISO/200, f/5.6, 1/1500)
今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったらしい。
日曜日、寒くて快晴。
久しぶりに遠くまで車を走らせてみようと思った。
海まで。
朝、八時半。
海まで行って、写真を撮って、散歩して、午前中には帰ってこられるだろう。
ところが、
途中、十勝の内陸部を抜けていくと、
そこはまさに(宝石を覆したような)朝だった。
途中、何度も停まって写真を撮った。
大津の浜辺でも撮った。
朝の時間はあっというまに過ぎ去った。
帰ってきて、コンピュータの画面に映し出してみても、
満足のいく写真は一枚もなかった。
わかった。
今朝はどこかを切り取れるような朝ではなかったのだ。
大量に降りそそぐ太陽の光に包まれていた。
ただまばゆいだけの朝だった。
どんな曲をかけても、この光には負けた。
ただモーツァルトだけが負けずに輝いていた。
弦楽五重奏曲ニ長調。
こんな光の朝に短調は似合わない。