ハマナスの群生。赤いのも白いのも。
ハマナスの群生。赤いのも白いのも。
どう考えあぐんでも、適切な言葉が浮かんでこない。今度の新しいカメラ(*1)はときどき思いがけない絵を見せてくれる。フィルムシミュレーションに「クラシック・クローム」というのがあって、それで撮った。「無題」とするよりはいいか、と。
秋満開。
ハマナスのつぼみ。
8月21日から23日まで、旧友4人で山形県を周遊してきました。
旅程を詳しく説明すると、20日の夕方に帯広の友人と一緒に車で発ち、八戸港で札幌の友人と合流。21日の朝に八戸港に到着。近くの朝市で食事をしたのち、一路山形へ。
山形駅で東京からの友人と合流して、最上川下りを楽しみ、鶴岡市でクラゲのコレクションで有名な水族館を訪れてから山形市に戻り、夜の街に繰り出して酒宴。翌朝、熊野大社を経由して米沢で昼食(当然、米沢牛のランチ)、上杉神社など参拝し、山寺へ。約千段の階段を上り下りしたのち、笹谷温泉に宿泊(当然、また酒盛り)。翌朝、露天風呂を満喫したのち、十和田湖目指して北上。奥入瀬から八戸と車を走らせ、またフェリーに乗って苫小牧、そして帯広へと帰ってきたのが24日の朝でした。
還暦過ぎの4人組にとっては、いささか強行軍でした。
電柱の先端に鳥がとまっている。妙に長い間合いで、ピー、ピーと鳴くので、下で老母が冷蔵庫を開けっ放しにしているのかと勘違いした。婿さんの影響で野鳥に詳しくなった長女にきいてみたところ、ヒヨドリだという。漢字で書くと鵯。もろに呪術のにおいがする字形だ。ちなみにこの写真を撮影したのが八月六日で、その日の夜は大雨が降り、わが家を中心とする一帯だけが停電になった。
(註:卑は古代においては酒を注ぐための柄杓。祝器=呪器として用いられた。白川静)
36度の猛暑。干上がった川辺で釣りをするカップルがいた。熱風に泳ぐ葉叢がきらきら輝いていた。何の工夫もなくただオートで撮った写真だが、じっと見ていると不思議な感じがしてくるのは、撮影した当人だけか…。
「昔はね、小さな遊覧船から湖面に手を伸ばすと、マリモが掬えたもんだよ」(弟子屈生まれの老母の述懐)
ゴージャスにして剣呑。
思うところがあって、新しいカメラを買いました。メーカーはこれを「プレミアム・コンパクト」と呼んでいます。たしかに通常のコンパクト・デジカメよりお高い。しかし、スマートフォンのカメラ機能がどんどん高性能になっているので、たんなるスナップショットを撮るなら、安いコンデジは不要。というわけで、プロの写真家である娘夫婦に相談したところ、このカメラを推薦してくれた。これがすごい! はっきり言って、使いこなせてませんが、この空の表情は、今までのデジタル一眼(低価格帯ですが…)では出せなかったもの。ただし、このブログでは5MBが限度なので、微妙なニュアンスはうまく伝わらないかもしれません(同じものを写真ブログのほうにも掲載するつもりですが)。
そういったこともあって、画面をもう少し読みやすく(見やすく)するために、このブログをリニューアルいたします。しばらく、試行錯誤が続いて、画面が見られなくなったり、乱れたりするかもしれませんが、ご容赦ください。