水草が顔を出しているところだけ、流れが乱れ、水面に映った樹木の枝も歪む。
今日の一枚のカテゴリー: ギャラリー
*25 穏やかな朝
穏やかな朝(Un beau matin tempéré.)
*24 深夜。
深夜。
*23 水、ぬるむ。
水、ぬるむ。
*22 椿
*21 鉄の輪
鉄の輪に凧糸を巻きつけたもの。作業に二時間ほどかかった。この鉄の輪は自家用車のヘッドレストに取り付けて、傘を引っかけるためにホームセンターで買ってきた。次女の家の車にこういう細工がしてあったので真似してみたのだ。ただし、金属剥き出しのままだとヘッドレストの軸も鉄なので、ちょっとしたハンドル操作やブレーキで鉄同士が触れ合ってうるさい。何かで被覆しようと思い立った。布とかテープとか、いろいろ考えてみたが、なにしろ相手は鉄の輪である。なかなか難しい。そこで凧糸を試してみることにした。やり出したら後に引けなくなった。ああ、これは病気だと思いつつ、二時間もこの作業にかかりっきりになってしまった。記念写真を撮ってみたが、やっぱり病気である。置いてある台は、四十年前のターンテーブル。それを風呂敷で覆ってある。今回の鬱はかなりディープだ。
*20 幽霊ホテル
これは秋味(秋鮭)を捕獲するための堰堤を見下ろすホテル。十勝川温泉から少し(一キロくらい?)離れたところに建っている。もう営業はしていない。「幽霊ホテル」とも呼ばれている。こちらは日陰になるので、そうは目立たないが荒れ放題である。ほうぼうの窓が破れている。民間資本で建てられたが採算が合わず、地元の池田町に引き取ってもらったらしい。それから二十年はたつと聞いた。ただ放置しているだけである。取り壊すなり、何かの工夫をして営業を再開することはできないのか、とか思うが、いずれにせよお金がかかるのだろう。
言うまでもなく荒れ放題のホテルを建物として美しいと思って撮ったわけではない。ホテルの前には橋が架かっていて、中州に渡れるようになっているので、ドライブと散歩がてらによく写真を取りに来るので、このホテルは見飽きるほど眼にしている。
数枚写真を撮って、さて帰るかと車に乗り、運転席からふと見上げるとドキッとした。なかなか迫力がある。少し傾斜を降りたところに駐車場があるので、見慣れない角度で見上げたせいかもしれない。
建築として美しいわけではない。遺跡でもない。川や樹木や山や光や風のように慰謝してくれるわけでもない。人間の愚かさが堂々と突っ立ているだけだ。なぜかそれが気になる。美とは何かと考えたりもする。
*19 崩壊する冬
川面に張ったぶ厚い氷が割れて崩れる鈍い音が間歇的に響いている。
*18 問恋の浜辺
13:30頃撮影(1月11日)。でも、こんなに陽が傾いている。気温はマイナス7℃、雪の少ない冬。
*17 シャーベット
やがてこのシャーベットはぶ厚い氷となる。