*31 子烏の昇天

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(ISO/200, f/5.6, 1/220, トリミング)

おそらくは家の前の空き地の隅に立っている大木にカラスの巣があるのだろう。そこから子烏があやまって落ちて(私の推測)、わが家の庭先までとぼとぼ歩いてきて、そこでうずくまってしまった。物干しの下とか、花壇の真ん中とか、玄関先とかに。老いた母が大騒ぎした。「ほんとに困ったよ。あんなところにじっとしていられたんじゃ、踏みつぶしてしまうよ」。つがいの親烏(たぶん)は人間(老いた母と私のことだ)が家から出ていくたびに、電信柱の上からわれわれを威嚇して、大声で啼き喚いた。カーカー、ガーガー。「いやだよ、薄気味悪いったらありゃしない」。その烏が昨日啼きやみ、姿も消した。子烏が死んだのだろう。けれど家の周辺に死体は見当たらなかった。親烏が子烏をくわえて巣まで運んだ? 子烏は人目を避けたところで密かに死んだ? あるいは天国に召されたか?

*28 夏の到来

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札内川(ISO400, f/5.6, 1/450)

久しぶりに(一ヵ月ぶり)川まで来たら、景色がいつのまにか夏になっていて、急に老けこんだような気がした。浦島太郎シンドローム?

*26 水の戯れ

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帯広川(ISO/200, f/5.6, 1/170)

水草が顔を出しているところだけ、流れが乱れ、水面に映った樹木の枝も歪む。

*22 椿

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熊本城

3月の19日から21日まで、熊本の出版社「伽鹿舎」の招きで、熊本(市)、博多、日田(大分)を巡ってきた。『幸福はどこにある』のプロモーションのため(詳しくはブログ記事および/もしくはイベントを参照)。熊本城も阿蘇山もすばらしかった。でも、そこをあえて椿の一輪。べつに太宰治の月見草を真似るわけではないけれど。初めての九州の印象をまとめるにはまだ少し時間がかかりそう。その間、とりあえず・・・。

(4月4日に「魏志倭人伝」と題した記事をアップしました)